即興芝居WS 2023 初級編


「1時間の物語を創作する即興2人芝居」のワークショップ・初級編(2023)が始動した。

昨年末まで中級編を実施していたが、今年は参加者が最低実施人数の4名に満たず、初級編の開催に舵を切った。

今までの参加者は、
ぼくが学んだコーチと同じ指導を受けた経験のある人が多く、ぼくと参加者の間でいくつかの共通言語を持っている状態からスタートしていた。

しかし今回の参加者は、初対面の方が5名だ。
彼ら、彼女らに伝わる言語を見つけて伝える必要がある。なんとなくのニュアンスではなく、彼ら彼女らが納得できる言葉でちゃんと内容を伝えられるかというのは、チャレンジングではある。

 


差別化


即興芝居はインプロと呼ばれており、
インプロのワークショップは様々な場所で実施されている。ぼくの行なうワークショップには3つの特徴を付けて、他のワークショップと差別化を図った。

 

【特徴1】長尺
1時間の即興芝居を創る事を目的としている。
台本芝居の場合、1時間の作品は「短編」として扱われがちだが即興の場合は「長尺」と呼んで差し支えないだろう。
現在、日本で1時間以上の即興芝居を行なっているところは決して多くはない。長尺の即興芝居をできるという事はそれだけで価値がある。

 

【特徴2】2人芝居
演者2名での即興2人芝居。
これもなかなかチャレンジ要素強めである。
ぼくもチームで即興ライブをやっていた経験があるが大人数でやればやるほど、個々のパフォーマーの負担は減る。正直楽だし、ぼくも実際そっちの方が好きだ。
が、2人芝居となるとそうは言っていられない。作品のクォリティに対して半分の責任を負わなければならなくなる。勇気と覚悟が必要になってくる。

 

【特徴3】高品質
映画や演劇を観て、泣いたり笑ったり、さらに物事を深く考えさせられる事はあるだろう。が、インプロに至っては必ずしもそうとは言い切れない。ぼくはこれほど当たり外れが多いコンテンツもそうそう無いのではないかと思っている。
ぼくは映画がとても好きなので「映画を観る時の様なワクワク感を観客がもてる即興芝居を創作したい!」という想いから、どうすれば観客を即興芝居で楽しませる事ができるのかを考え言語化し続けている。
そしてそれを実践してくれる人たちがこのワークショップから出て来ればこんなに嬉しい事はない。

ワークショップ記はこちらからどうぞ
https://note.com/hideson/n/n92344e32aec1

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