終演


『why me?』vol.12が終演した。

ご来場頂いたお客様、
ご声援くださったお客様、
超優秀スタッフ陣、
本当にありがとうございました。

終演報告はこちらからご覧いただけます。

 

 


本番前


クォリティ面でぼく自身が感じていた課題としては、演技面であった。

ぼくは大学では演技専攻で今でも演技ワークショップなどに足を運んだりもしている。
それでも『why me?』では自分の納得いく演技ができていない。

「演技を良くしたいなら実は演技レッスンではないところに答えがあるのではなかろうか」
そう考えていたぼくに、まったく別件で友人から「瞑想のワークショップやるんだけど遊びに来ないか?」とお誘いがあった。

インプロ(=即興芝居)と禅や瞑想との親和性は知っていた。
ぼくのお師匠さんがすぐに例え話として用いるからだ。
「いつかやらねば」と思っていたもののずっと後回しにしていた。

ぼくは瞑想のワークショップに参加する事にした。

結論、非常に有益であった。
自分の深いところと繋がり一瞬先でも後でもなく、”今” 一瞬に生き切るという経験。
その後も瞑想を日々続けていく事で、言葉で支配されていたぼくの脳が少しずつ変わっていくのを感じた。

ぼくは『why me?』の本番数日前はいつもネガティブな思考に苛まれる。
「今度こそつまらなくなってしまうのではないか」
「ゲスト出演者を傷つけてしまったらどうしよう」
「来てくれたお客さんに愛想をつかされてしまうかも」
「あまりにつまらなさすぎてお友達を連れてきてくださったお客様がそのお友達から嫌われたらどうしよう」
即興ゆえにクォリティがどうなるか自分でもわからない。
それでもお金を払って観に来てくださるお客様がいらっしゃるという事実。
「なるようになれ」と腹を括りきれないまま過ごす自分の弱さに辟易しながらもどうすればいいかわからずに過ごしていた。

しかしこれらのネガも
「未来に恐れても意味ないで。今しかないんやで」
という瞑想のマインドに触れ、徐々に霧消した。

今回の『why me?』本番当日も、
客入れ〜開演前という忙しい時間の中で20分間瞑想をさせてもらった。
これはぼくがいなくても回る超優秀スタッフゥ陣営のおかげである。
多謝。

 


本番


ゲストの西田さんはぼくと面識のある方だ。
しっかりと面識がある方を選んだのは今回が初めてであった。
それはそれで何かの執着を手放す事ができたのだろう。

こちらは約1ヶ月後にupする本編動画をご覧になってどうだったかを皆さんの感想を是非聞かせていただきたい。
ただ、瞑想の効能は間違いなくあった。
「次どうしよう」と思考する瞬間がほぼなく、一瞬一瞬目の前の事柄にどう向き合うかを楽しみながら取捨選択し進めて行けたように思う。

現在、各方面から感想が寄せられている。
リピーターのお客様から「今までで1番面白かった」という声が寄せられていたり、
ご招待のお客様が「次はお金払って観に来ます」と言ってくださったりと、
どの層にも幅広く届いたようで安心している。

瞑想さんマジリスペクト。

アフタートークでも多くのお客様にお残りいただいた。
今回も作品のタイトルを観客の皆様から公募し、観客の皆様と厳選。

『ラスト・チョイス』というタイトルをつけてくださったのは、
大河ドラマ『花 燃ゆ』や『わげもん 〜長崎通訳異聞〜』のシナリオを書かれている宮村優子先生だ。
宮村先生もお友達を連れてきてくださり今回初めて『why me?』をご観劇いただいた。
観劇後に頂いた感想は、非常にありがたくももったいないお言葉であった。
プロのシナリオライターの方にも楽しんでいただけたという事はまた一つ自信に繋がる。

 


本番後


さて、今後である。

今まで『why me?』においてぼくはクォリティの向上というものを目下の課題とし向き合ってきた。
その甲斐あってか、満点ではなくとも及第点を出せるほどにはなっている。

『why me?』の次の課題として、「認知」そして「集客」である。

・2,000人集客
・海外公演
と掲げている目標。
ここに「即興芝居を日本の新しいエンタメ・文化にする」という目標が今年さらに加わった。

これらを達成するためにはクォリティを上げ続けるだけでは足りない。

多くの人に価値を知ってもらい、
そして足を運んでもらう事。
継続して行なう為に今後ここもやっていく必要がある。

次のフェーズに来たのだなと思った。
そしてこのフェーズまで来れたのは間違いなくお客様とスタッフゥのお陰である。

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