推薦文
観客をゲストに迎えて行う
即興2人芝居『why me?』。
ここ数回では、
『why me?』を観てくださった方から
推薦文を頂く流れとした。
今回、推薦文を記述してくださったのは
『why me?』vol.12の振り返り動画にも出演してくださった
宮村優子先生である。
恐る恐る依頼をさせていただいたところ、
ご解読いただいたのみならず、
「300文字程度」というこちらからの条件を大幅に超えて作成してくださった。
刮目して読んでいただきたい。
これが大河ドラマのシナリオライターが『why me?』を認めた瞬間だ!
(宮村先生ありがとうございました!)
『why me?』vol.13 推薦文
即興芝居に飛び込め!
~「why me?」なぜわたしが?~
その男性は演技経験ゼロ。
当日の観客の中から引っ張り出されて、
いきなり台本のない即興芝居「why me?」の舞台に立った。
もちろんこれが人生の初舞台。
なのに終演後のアフタートークで、
男性はその日の自分の演技についてちょっと悔しそうにこう呟いたのだ。
「ふだんの自分は、もっとうまく演じているつもりなのに」
そう、ふだんの生活のなかで、
彼はその場に応じた自分、求められた自分の役割を、
うまく、拙く、不器用に演じながら暮らしている。
だとしたら、
舞台という明るい照明の下でなら、
その力はもっともっと、
強く思いがけない光を放つかもしれない――。
新しい自分と出会う場所。
その可能性に賭けて、彼は即興芝居に飛び込んだのだ。
男性のことばはわたしにこう教えてくれた。
即興芝居はあなたが、
自分から遠い「誰か」になるためのゲームじゃない。
そこは紛れもない「あなた自身」が、
あなた自身のまま別の世界線を生きる冒険の始まり。
「why me?」次はあなたが観戦、いえ参戦してみませんか?
宮村優子