本企画の発案者 輝さん


余談ではあるが、JBC実行委員長の中島輝行さん(以下輝さん)について少し触れておきたいと思う。

元々大学の1つ上の先輩である。

卒業後の交流はほとんどしていなかったが、SNSでぼくがMCの活動をしている事は知ってくれていたらしく、Japan Burger Championship(以下JBC)を行なう際にお声がけくださったという経緯だ。

大会の裏話などは彼のYouTubeチャンネルからもご覧いただけるので興味がある人は是非ご覧ください。

昨年この大会は横須賀にて行われた。
そして今回、横浜赤レンガでの開催となった。

輝さんがこの大会にかける想いは並々ならぬものがあった。

様々な逆風が彼を襲っていた。
前回大会では、優勝チームの渡航費を募るために行なったクラウドファンディングがうまくいかず、金銭面で苦境に立たされた。
心ない人により良くない噂を悪意を持って広げられた事もあった。
関係者との契約などの件で大きな決断を迫られもした。
ぼくが知っているだけでもこれらが挙げられるが、これらは恐らく氷山の一角であろう。
それでも大会は開催された。

不安な時期もあっただろう。
苦しい局面も迎えたに違いない。
それでも大会は開催された。

輝さんの人柄と行動力、そして不屈の精神の賜物である。
ぼくが輝さんの立場だったら同じ決断や行動ができたか甚だ疑問である。

彼のこの想いを知った時、
ぼくにできる事はやはり手柄を立てる事ではなかった。
司会進行の立場としてできる事は、
来場者を楽しませる事や出場店舗を盛り上げる事。
それぐらいしかできないが
それぐらいは全力でやらせていただこうと強く感じた。

大会期間中何度も、涙した輝さんの姿を見た。
ぼくは「男のくせに泣いてんじゃねぇ!」と星一徹ばりの時代錯誤ぶりを見せつけながら輝さんにゲンコツを喰らわせた。
その後、輝さんの涙に胸を締め付けられた。
苦境に立たされた人の行動は、見る人の心を強く揺り動かす。
(どこかで出場チーム『GROW』の話しもしたいと思う。ここの逆境精神もエグかった)

 


長澤のMCに関して


誰も言ってくれないので自分で言うが、ありがたい事にMCに関しては概ね好意的なコメントを頂いている。
不思議なもので、利己心・功名心を捨てた方が評価が良くなる。これは様々な業界で似たような事を聞く。
きっと無駄な力が入らなくなり自分本来の能力を発揮できるのであろう。

個人的な反省点や気付きもあるのでこれらは今後に活かしていきたい。

これを以てJBC2023に関しての記事はいったん〆させていただく。

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