finish
『why me?』vol.1が終演した。
ご来場いただいたお客様、ご来場いただけなかったものの応援してくださったお客様、本当にありがとうございました。
お客さんと2人で長尺の即興芝居を行うという試みの準備は行ってきたものの、やはり本番の日程が近づくにつれ、緊張が好奇心を上回る時もあった。
そんな時は観客席が1つずつ埋まっていく事で、
「がんばれ」「応援しているよ」と背中を押してもらえているような感覚があった。
また、9名のスタッフがぼくの期待を超えるような提案をどんどんくれる事も励みであった。
さらに、場所の提供をしてくださった赤城神社の方々にも謝意を表明したい。
お客さんにもスタッフさんにも恵まれた環境でやらせていただいた。
本当にありがたい事であった。
わざわざ時間とお金を使って劇場まで足を運んでくださる方、
そして「長澤と共演してもいいですよ」と言ってくださる方がいなければ成立しないこのスタイルでは、ぼくはお客様に助けられていると言って過言ではない。
公演を終えた直後の今、ぼくの心の大半を占めているのは「感謝」だ。
partner 1
本日の共演者は女性のM月さん。
劇団四季をよくご覧になるものの、ご自身の芝居経験は無いらしく、しかしながら魅力的な方でいらっしゃった。
ご自身のパーソナルな部分を使いながらもクリエイティビティを発揮してくださり、演技経験が本当はあるのではないかと勘繰ってしまうほど堂々とplay (演技 = 遊び) してくださっていた。
「あれ? おれ今、大竹しのぶさんと共演してるんだっけ?」と何度か錯覚に陥るほど、女優然とされていた。パワフル。
本当にありがとうございました。
next
これが自分のやりたい事だと実感できた。
そしてこの表現であれば、人の心を揺さぶる芝居ができると確信した。
(もし今回の公演で揺さぶられなかった方がいらっしゃったとしたら、それは間違いなく長澤の説得力・実力不足である)
第2回以降の公演詳細は現時点で何も決まっていないが、より良いものにするために磨きをかけていきたいと思う。
これからもご協力・ご声援いただければ幸いです。