scenario


ぼくは『why me?』で創作するストーリーをちょっとでも良いものにするべく、2年ほど前からシナリオを学んでいる。

元々は『why me?』のために学び始めたものだが、ここ最近は少しずつ欲をかくようになっている。

「まずは1本書き上げてみんとな」と考え、せっせと作品を書き上げる。
書き上げた後は「どこまで通用するかな」とコンクールに提出。

#85 通過


一次審査を通過した後は「じゃあ次は二次審査まで通過できる作品を書けるか試してみるか」と、キリが無い。学ぶにつれてシナリオを書く事に少しずつ惹き込まれている。

学び始める前は「まぁ1年ぐらいでチャチャっと学ぶか」と考えていたのだが、そんなに甘い世界ではなかった。ナメていた。
ぼくは約10年間、原宿のクロコダイルというライブハウスでインプロのショーを毎月行なっていた事がある。
その時にストーリーの流れというものはざっくり理解したつもりだったが、シナリオに関してはそれらは基礎 of 基礎の部分であったのだ。ちょっと齧ったつもりになっていた自分が恥ずかしくなった。幸い無かったが、もし穴があったら迷わず入っただろう。

 


dejavu


昨日から新シーズンのシナリオクラスが開始となった。
(ゼミと呼ばれるクラスは、半年を1シーズンと捉え、半年ごとにゼミを変えられる。同ゼミの継続も可)

即興芝居のWSとは異なり、こちらに関してはぼくはいち受講者である。学ぶ側だ。
今回は、前回クラスの旧メンバーと新メンバーが入り乱れている。初日にしてすでに刺激を感じた。
今後の活動が楽しみである。

とはいえ、ここ最近何か伸び悩んでいる自分を感じているのもまた事実である。
書く事が好きなのは間違いないし、実際に書いている。
それでも面白いシナリオをなかなか書けない。
そんな現状である。
どこか出口の見えない雲の中を進んでいるようなそんな感覚。
あれ? この感覚、どっかで味わった事があるなと感じていたが、それが何か判明した。

それは、ぼくが10年以上前に東京コメディストアJという団体で活動していた時の経験によく似ていた。

この団体の目玉企画として『S1』(エスワン)と呼ばれるものがあった。
これは12人のプレーヤーが年間通してSokkyo (即興)のNo.1プレーヤーを決めようという大会、というか賞レースである。ぼくは丸々2年間、この下部リーグに位置する『S2』に所属しており、しかも丸々2年間、常に最下位であった。

 

なんか長くなったので続く…

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