新シーズン


長澤の
「即興で60分間の2人芝居ができるようになるためのワークショップ」が始まった。
今回からは、従来のように数ヶ月間に跨って開催するのではなく1ヶ月間単位での実施とした。
1ヶ月に3コマ。
(1コマあたり4時間)
参加者全員のスケジュールを調整し確実に参加可能な日程を確保する。
今月は中級クラスのみの開催だ。
初級クラスのメンバー募集は随時行なっているのでこちらから応募していただきたい。
(1コマあたり4時間 / 月3コマ / 1コマ3,300円)

 


本日の内容


60分間のうちの最初の3分間を、メンバーの組み合わせを変え何度も行なった。

ストーリーを先に進ませようとする癖や
自分や相手の一挙手一投足・一言一句を拾えていない事が散見された。

上演する側にとってはとてもハードルの高い事だが、
開始後の最初の3分間でお客さんの興味を惹きつける必要がある。
開始3分でその物語への期待値が決まる(100% 長澤の主観です)。

しかしそれは突飛な事をしてほしいわけでも
奇抜なアイデアを出してほしいわけでもない。

ただ自然とその場にいて
相手とやりとりをしてほしいだけである。

言葉にしてみるとたったこれだけの事だが、
言うは易く行うは難しである。


学び


教わる側より教える側の方が学びが多いのはアウトプットの常識だ。
ぼくも例に漏れず、このワークショップではぼく自身が多くの学びを得ている感覚がある。
なぜこのシーンがうまくいってないかの分析や、どうすればこのシーンが成立するかの仮説と検証。
非常にありがたい事である。
この時間が無ければぼくの『why me?』のクォリティにネガティブな影響があった事に疑いの余地はない。本当にありがとうぴっぴである。

ぼくの行なう即興芝居はいま世間で認知されている所謂「インプロ」とは大きく異なる。
ゲームもしなければ、お客さんからコメントを貰う事もない。
途中でMCを挟むこともなく60分間相手役とがっぷり四つ組み合う。
はっきり言って地味だ。

そのうえごまかしがきかないし、
残念な事にファシリテーターが長澤である。

参加の決意を鈍らせる要因がこんなにあるワークショップもそうそうないだろう。

それでもワークショップに一定数の参加者が常にいてくれるのは、
即興で物語を創作するという事にやはり魅力があるからだろう。

参加者が増えていけばいいと常々感じている。

即興で物語を創作する事で人を喜ばせ、楽しませる事ができる。
原始人も多分やってたはずだ。

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